これから新しい生活を始める賃貸物件。契約する前に、その部屋にゴキブリが生息していないか、あるいは侵入しやすい環境でないかを確かめておくことは、後々の快適な暮らしのために非常に重要です。内見の短い時間の中で、プロのようにチェックするためのポイントをリストアップしました。これを確認するだけで、ゴキブリリスクをある程度判断することができます。まず、最も重要なのが「水回り」です。キッチンでは、シンク下の収納スペースの扉を開け、懐中電灯などで奥まで照らしてみてください。配管が床を貫通する部分に隙間がないか、隅に黒い粒状のフンが落ちていないかをチェックします。湿ったカビ臭い匂いがする場合も要注意です。洗面所や洗濯機置き場も同様に、排水管周りの隙間を入念に確認しましょう。次に、「収納スペース」です。クローゼットや押し入れの扉を開け、四隅や棚の奥をチェックします。特に、長期間空き家だった物件では、隅にゴキブリの死骸や卵鞘が残されていることがあります。壁と床の接合部に隙間(巾木との隙間)がないかも見ておきましょう。そして、意外な盲点が「エアコン」です。室内機と壁を繋ぐ配管用の穴に、パテがきちんと埋められているかを確認してください。ここに隙間があると、壁の内部を通ってゴキブリが侵入する絶好のルートになります。ベランダに面した窓のサッシや網戸に破れや隙間がないかも、外からの侵入を防ぐ上で重要なチェックポイントです。また、物件全体として、ゴミ置き場が清潔に管理されているかどうかも、その建物の衛生意識を測る上で参考になります。これらのチェックリストを手に内見に臨めば、単に部屋の広さや日当たりだけでなく、「ゴキブリの住みにくさ」という観点から物件を評価することができます。契約書にサインする前に、これらの点をしっかりと確かめることが、ゴキブリのいない新生活への第一歩となるのです。
賃貸物件でゴキブリがいるか確かめる!入居前の内見チェックリスト